について Heraion of Argos
アルゴスのヘライオン:アルゴリス地方を代表する古代のヘラ聖域
アルゴスのヘライオン(古代ギリシア語:Ἡραῖον Ἄργους)は、ギリシャのアルゴス近郊にある古代の聖域です。アルゴリス地方最大の聖域の一部で、女神ヘラに捧げられていました。
アルゴスを守護するヘラ
「アルゴスのヘラ」という異名はホメロスの作品にも登場します。『イリアス』第4歌では、ヘラがアルゴス、スパルタ、ミュケナイを最も愛する三つの都市として挙げています。アルゴスにはまた、大女神を人物像ではなく柱で表した古い表象の記憶が伝わっていました。
ミュケナイとミデアの間
聖域はアルゴスの北東、重要なミュケナイ文明の都市であったミュケナイとミデアの考古遺跡の間に位置します。この場所を、ギリシャ本土へのヘラ信仰導入と結び付ける説もありますが、あくまで研究上の仮説です。
パウサニアスの記録
西暦2世紀にこの地を訪れた旅行家パウサニアスは、周辺をプロシュムナ(Προσύμνη)と呼んでいます。