イキトス中心部のプラサ・デ・アルマス(武器広場)は、街の位置をつかむ目印であると同時に、記録に残る歴史を持つ公共空間です。ペルー貿易観光省(MINCETUR)の観光資源目録によると、広場は1898年7月28日、独立記念の祝祭に合わせて造られました。同じ記録は、イキトスが1764年に成立して以来、最も古く重要な都市空間と位置づけています。この二つの年は別の事実を示しています。1764年は都市の成立、広場そのものは1898年です。現在の広場が街の始まりから変わらず存在したかのように誤解しないためにも、分けて理解することが大切です。
公式目録は広場をロレート州マイナス郡イキトス地区に位置づけ、1街区分の広さと記しています。中央には高さ8メートルのオベリスクがあり、周囲には大きな樹木があると紹介されています。河川観光や熱帯雨林への旅の出発点となることの多いイキトスでは、中心街を歩き始める際のわかりやすい目印です。独立した入口や入場券のある閉鎖的な史跡ではなく、街路網と日常生活に組み込まれています。住民も旅行者も通り抜けたり待ち合わせたりする場所で、その姿は観光目録だけでなく、日々の都市生活によって形作られています。