イスラム美術館は英語名の略称からMIAとも呼ばれ、ドーハのコーニッシュに建ち、湾を望みます。カタール・ミュージアムズによれば、2008年に開館した同国初期の文化施設の一つで、建築家I・M・ペイが設計しました。立地と建物は印象的ですが、写真を撮るだけの場所ではありません。展示室では、広い地域と長い歴史にまたがるイスラム美術や文化を紹介しています。
5階建ての本館は大きな中庭を介して教育棟につながり、中央の塔には高いドーム状のアトリウムがあります。クリーム色の石灰岩の外壁は、日差しによって表情を変えます。幾何学的な伝統を現代建築に取り入れた設計です。館内の曲線階段、装飾的なドーム、北側の湾を望む大きな窓が、見学者の動線と眺めを形づくります。海辺の外観だけでなく、中央の空間を歩いて建築を体感しましょう。