ウルル=カタ・ジュタ国立公園はオーストラリア北部準州の乾燥したレッドセンターにあり、ウルルとカタ・ジュタの岩峰群を取り巻く景観を保護している。岩は広い平原からそびえ立つが、公園の価値は眺めだけでは測れない。ユネスコはここをアナングの人々の土地と説明し、伝統的な法と文化「チュクルパ」が人、植物、動物、土地の形を結び付けていると記している。ここは今も文化が息づく場所だ。岩を写真の背景として見るのではなく、アナングの土地として理解し、公園の文化的な案内に耳を傾けると、訪問はより深いものになる。
公園を代表する地形は二つある。砂岩の巨大な一枚岩ウルルと、礫岩のドームが連なるカタ・ジュタだ。ユネスコによると後者はウルルの西約32キロに位置する。太陽光や影、雨によって岩の色は移り変わり、水の流れや岩のくぼみは遠い展望所からは見落としがちな細部を見せる。アナングの地名と綴りも大切にしたい。可能な限りその名称を使い、文化に関する案内を守り、写真撮影が禁止された区域を尊重しよう。場所や物語の中には扱いが慎重に求められるものがあり、すべての知識が訪問者に公開されるわけではない。