現在のスコータイ市街から西へ進むと、古都の遺跡が広大な保護景観の中に現れます。公園の中心はタイ北部、スコータイ県のムアン・カオです。タイ国政府観光庁は新市街から約12キロ、面積約70平方キロメートルと案内しています。旧城壁の内外には寺院跡、池、堀、計画的な都市の痕跡が点在します。この歴史公園と、シーサッチャナーライ、カムペーンペットの歴史都市を含むユネスコ世界遺産全体とは区別して考えましょう。
スコータイは13~14世紀、初期シャム王国の政治・行政の中心でした。1991年、ユネスコは三つの歴史都市をまとめて世界遺産に登録し、シャム、すなわちタイの建築、芸術、文字、宗教の形成を示す遺産として評価しました。ここは写真映えする廃墟の集合にとどまりません。首都と周辺の居住地、日常生活を支えた仕組みの証拠が残っています。最も有名な寺院だけでなく、遺跡と水、道の配置に目を向けると、景観の広がりを実感できます。