ネグロ川は、アマゾン川流域を代表する巨大河川の一つです。上流部はグアイニア川と呼ばれ、マナウス沖でソリモンエス川と合流します。ブラジルでは、この合流点から下流をアマゾン川と呼びます。ネグロ川はアマゾン川最大の左岸支流で、流域の水量のおよそ14%を担い、平均流量では世界有数の規模に数えられます。
遠目には黒く、逆光では赤褐色や濃い紅茶のように見える水は、汚染によるものではありません。砂質で栄養分の少ない土地に広がる森林から、葉や根などの有機物が溶け込むことで生まれる色です。浮遊する土砂が少ないため、暗い色調の一方で比較的澄んで見える場所もあります。