モシ・オ・トゥニャ国立公園はザンビアのリビングストン南縁、ザンベジ川北岸にあり、ヴィクトリア滝のザンビア側、河畔林、上流の野生動物区域を守る。「Mosi-oa-Tunya」は地域言語で「雷鳴する煙」を意味し、増水期の轟音と高く立つ水煙を表す。ジンバブエ側Victoria Falls国立公園と越境世界遺産を構成し、1989年にUNESCO登録された。
ザンベジ川はここで幅2キロを超え、玄武岩の割れ目へ落ち、滝の後退がジグザグの峡谷群を刻み続ける。UNESCO資料では主瀑布は幅約1708メートル、最大落差約108メートル。飛沫は高湿度に依存する河畔の「雨林」を維持し、峡谷は猛禽の繁殖地にもなる。流量は季節差が大きく、増水期は水幕と飛沫が最大でも岩壁を隠すことがあり、渇水期は地質が見やすい一方、ザンビア側の水量が大幅に減ることがある。同じ眺めは保証されない。