バルコン・デ・モンテスマ遺跡は、メキシコのタマウリパス州シウダー・ビクトリア南方約18キロメートル、東シエラ・マドレ山脈にあります。標高1026メートルの森林尾根に位置し、メソアメリカと北方乾燥地域の歴史的境界に近い場所です。メキシコ国立人類学歴史研究所は、農耕・祭祀と石造建築を発達させたプエブリト文化群に位置づけています。
天然岩盤を利用した86段の大階段が古代の入口です。約100基の基壇が二つの広場と小祭壇を囲み、扇形に開く階段も見られます。1988年からの調査で土器、織物、リュウゼツランやユッカなどの繊維製品、約200の埋葬が発見されました。資料は紀元600~900年と1200~1500年ごろの居住を示します。