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エイショ・モヌメンタウ

ブラジリアのモニュメンタル・アクシスを解説。世界遺産の都市計画、主要建築、道路幅の俗説、見学時の注意点を紹介。

座標: -15.799687, -47.863773 更新日: 2023-11-18

について エイショ・モヌメンタウ

ブラジリアのモニュメンタル・アクシス:近代都市を貫く首都の軸

モニュメンタル・アクシス(ポルトガル語:Eixo Monumental)は、ブラジリアの都市計画を形づくる東西方向の中心軸です。都市計画家ルシオ・コスタは、この軸と南北方向の道路軸が交差する構成によって新首都を設計しました。オスカー・ニーマイヤーによる代表的な建築群が沿線に並び、1960年に開都したブラジリアは1987年にユネスコ世界遺産へ登録されました。

三権広場からブリチ広場まで

保存対象となる記念的な都市空間は、三権広場からブリチ広場まで続きます。大統領府、国会議事堂、連邦最高裁判所、外務省のイタマラチ宮、司法宮、ブラジリア大聖堂、各省庁の庁舎、テレビ塔など、首都を象徴する施設が集中しています。国会議事堂へ続く区間は「省庁大通り」と呼ばれ、ブラジルの行政機能を視覚化する景観となっています。

モニュメンタル・アクシスはDF-002道路網の一部でもあります。広大な中央緑地、道路、広場、間隔を空けて配置された建物が一体となり、首都としての公共性を表す「記念的スケール」を生み出しています。

「世界で最も幅の広い道路」という俗説

100台から160台の車が横一列に走れるという話が長く広まっていますが、事実ではありません。主要道路は両側に6車線ずつ、合計12車線です。例外的に広いのは、何十もの車線ではなく、二つの車道の間に設けられた中央空間です。

公共行事と大規模イベントの舞台

この軸は政府機関を結ぶだけでなく、国家的な式典、集会、大型公演にも使われます。2008年4月21日には、ブラジリア建設48周年を祝う行事でメキシコの音楽グループRBDが無料公演を行い、約50万人が集まったと報じられました。同グループにとって最大規模の公演の一つです。

見学を計画する際の注意

モニュメンタル・アクシス自体は開かれた都市空間で、共通の開館時間や一括券はありません。沿線の博物館、記念館、政府施設ごとに予約、保安検査、公開時間が異なります。各地点の間隔は長く、日差しも強いため、徒歩では区間を分けて飲料水を用意し、正規の横断場所を利用してください。式典、デモ、政府行事の際には道路や入口が一時閉鎖されることがあります。