について エトワール凱旋門
パリのエトワール凱旋門は、シャンゼリゼ通り西端、シャルル・ド・ゴール広場の中央に立つ。旧称エトワール広場は、12本の大通りが星形に延びる交通の要所で、記念碑の敷地はパリ8区、16区、17区にまたがる。フランス革命戦争とナポレオン戦争で戦い、命を落とした人々を顕彰し、内外の壁面にはフランス軍の勝利と将軍の名が刻まれている。アーチの下には第一次世界大戦の無名戦士の墓がある。
凱旋門は、ルーブル宮の中庭からチュイルリー庭園、シャンゼリゼ通りを経てラ・デファンスのグランド・アルシュへ続く「歴史軸」の中心的な要素だ。ナポレオン1世が1806年に建設を命じ、建築家ジャン・シャルグランがローマのティトゥス凱旋門を参考に設計し、1836年に完成した。彫刻群は、英雄化されたフランスの若者と敵兵の姿を通して、戦争、勝利、国家の記憶を表している。
高さは約50メートル、幅45メートル、奥行き22メートル。主アーチは高さ29.19メートル、幅14.62メートルに達する。第一次世界大戦終結を祝う1919年のパリ戦勝行進から3週間後、飛行家シャルル・ゴドフロワがニューポール複葉機で主アーチをくぐり、その飛行はニュース映像に残された。伝統的な凱旋門として長く世界最大級だったが、後にメキシコ市の革命記念塔や平壌の凱旋門など、より高い建造物が完成した。
内部展示と屋上テラスは有料で、パリの放射状の街並みを一望できる。2026年の通常時間は4〜9月が水〜月曜10時〜23時、火曜11時〜23時、10〜3月が水〜月曜10時〜22時30分、火曜11時〜22時30分。最終入場は閉館45分前で、繁忙期の一般料金は最大22ユーロ、一部日程は16ユーロとなる。無名戦士の墓へのアクセスは無料。広場へは地下通路を利用し、交通量の多い環状道路を横断してはならない。公式式典や悪天候による臨時休館も公式サイトで確認したい。