について カークストール修道院
カークストール修道院――リーズの川辺に残るシトー会遺跡
カークストール修道院は、イングランドのウェスト・ヨークシャー、リーズ中心部の北西にあるシトー会修道院の遺跡です。エア川北岸の公共公園内にあり、この地域を代表する保存状態のよい中世宗教建築として知られます。
1152年の創建から解散まで
修道院は1152年ごろに創建されました。シトー会修道士は約400年にわたりここで暮らしましたが、ヘンリー8世による修道院解散政策の中で、1539年に閉鎖されました。
画家を引き付けた廃墟
石造の遺構は絵画的な景観として高く評価され、複数の英国人画家の題材となりました。J・M・W・ターナー、トマス・ガーティン、ジョン・セル・コットマンらが描き、英国風景画の視覚的伝統の中にも位置を占めています。
市民のための文化遺産へ
19世紀末、ジョン・ノース大佐が修道院建物を購入し、1890年に敷地をリーズ市当局へ寄贈しました。その後、遺跡は一般公開され、門楼は博物館となりました。
現在はリーズ・ミュージアムズ&ギャラリーズの一施設として管理されています。歴史遺跡であると同時に、エア川沿いの公共公園を形づくる景観でもあります。