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コンドアの岩絵遺跡群

タンザニア中部のコンドア岩絵遺跡群。赤と白の絵が狩猟採集民と農牧民の数千年の文化を伝え、精神的伝統も今に続きます。

座標: -4.7244078, 35.8338911 更新日: 2024-01-21 Google ストリートビュー

について コンドアの岩絵遺跡群

コンドアの岩絵遺跡群:タンザニアに続く数千年の文化

コンドア・イランギの岩絵は、タンザニア中部の岩陰の壁に描かれた古代絵画群です。豊富で多様な岩絵が評価され、コンドア地域は2006年にユネスコ世界遺産へ登録されました。

タンザニアの文化財当局は1937年、すでに複数の遺跡を国定記念物に指定していました。個々の絵の正確な年代には議論がありますが、ユネスコはこの岩絵群が数千年にわたり地域で暮らした社会を伝えるものと評価しています。

狩猟採集民と農牧民の表現

岩絵には細長い人物、動物、狩猟場面が描かれています。古い作品は概して赤色で狩猟採集民と結び付けられ、その上に農耕・牧畜民による新しい白色の絵が重ねられている例も少なくありません。

異なる様式の積み重なりは、狩猟採集の伝統から農耕と牧畜を営む社会への文化変化を研究するうえで重要な資料です。

花崗岩が生んだ岩陰

一帯には巨大な花崗岩の岩塊が積み重なり、マサイ・ステップ西縁を形作っています。岩は卓越風を避ける向きに岩陰を生み、絵を風化から比較的よく守ってきました。

現在も続く精神文化

地元のイランギの人々は現在も一部の岩陰を精神的な目的に利用し、治癒儀礼で動物を供犠することもあります。こうした継続的な実践が、古い絵と生きた文化を結び付けています。

主要な岩陰はドドマとババティを結ぶ幹線道路T5から東へ約9キロ、コンドアの町から北へ約20キロのドドマ州コンドア県にあります。ネルソン・マンデラはアフリカの岩絵を、アフリカ人だけでなく人類全体に共有される遺産と表現しました。