について シミエン国立公園
シミエン国立公園―エチオピア高原の断崖と希少動物
シミエン国立公園は、エチオピアのアムハラ州北ゴンダール地域にあり、シミエン山地の高山景観を保護しています。園内にはエチオピア最高峰ラス・ダシャンが含まれ、鋭い峰、深い谷、高原の草地が独特の風景をつくっています。
高原固有の野生動物
公園は複数の絶滅危惧種の生息地です。エチオピアオオカミは世界でも特に希少なイヌ科動物の一つで、ワリアアイベックスはシミエン山地だけに分布します。ゲラダヒヒやネコ科のカラカルも見られます。鳥類は50種以上が確認され、翼開長が3メートル近くに達するヒゲワシも生息しています。
山地を横断する未舗装道路
未舗装道路は、公園管理本部が置かれるデバルクから複数の集落を経て東へ延び、標高4430メートルのブアヒット峠に至ります。そこから南へ向きを変え、公園境界の約10キロメートル先にあるメカネ・ベルハンで終わります。この道は保護区と周辺の山岳集落の地理的な近さを物語ります。