について シンクヴェトリル
シンクヴェトリル国立公園は、アイスランド国家の原点と、海嶺が地表に現れた地質景観を一度に見られる場所である。930年ごろ、この谷に各地の代表が法律制定と紛争解決を行う全島集会アルシングが設けられた。会合は長い年月ここで続き、1944年にはアイスランド共和国の成立も宣言された。卓越した文化的価値により、2004年にユネスコ世界遺産へ登録された。
公園は北米プレートとユーラシアプレートが離れる帯に位置し、断層と亀裂がゆっくり広がる谷を横切る。ハキズのビジターセンターからは、アルマンナギャウ峡谷を下り、法の岩ログベルグ、教会、オクサラルフォス滝へ歩ける。アイスランド最大の天然湖シンクヴァトラヴァトンは、冷水と地殻活動が育んだ生態系を持つ。
景観と歩道への入場は無料だが、駐車場は有料で、一部の活動には許可や予約が要る。シルフラ亀裂でのダイビングやシュノーケリングは認可事業者を利用し、厳格な条件に従う。ビジターセンターは通常、4~10月が9時~18時、11~3月が9時~17時。体験展示「ハート・オブ・アイスランド」は有料で、公表料金では17歳以下は無料となっている。
レイキャビクから約45キロで、ゴールデンサークルの定番地点である。道路で行けるが、雪、凍結、強風、通行止めは冬以外にも起こる。道路・気象情報を確認し、防水で滑りにくい靴を履き、標識のある道から外れない。アルマンナギャウ周辺には2~3時間を確保したい。さらに時間があれば、湖畔や脇道を歩き、歴史遺産への理解を深められる。