について ソチカルコ
ソチカルコはメキシコのモレロス州にある丘上都市で、ナワトル語名は「花の家の場所」を意味する。テオティワカンなど大都市衰退後の政治再編期、紀元700~900年に最盛期を迎えた。山頂を平らに削り、城壁、堀、管理された進入路で防御し、建築と彫刻は中央高原、マヤ地域、メキシコ湾岸などの交流を示す。1999年に世界遺産となった。
羽毛ある蛇の神殿は、羽蛇、支配者、暦の記号を組み合わせた浮彫で知られる。大広場、アクロポリス、球戯場、住宅段丘、地下空間から、政治・祭祀・交易・軍事の複合都市だったことが分かる。「天文台」は自然洞窟と人工の縦穴から太陽光を観察した空間だが、入場は保存と運営条件次第で、古い案内のように毎日正午以降必ず開くわけではない。遺跡博物館は入場券に含まれる。
INAHの現行案内は毎日9~18時、最終入場17時。国内来訪者105ペソ、外国人210ペソで、メキシコ国民は条件により日曜無料。割引には有効証明が必要である。喫煙、飲食物、ペットは禁止。高原の日差しと季節雨にさらされるため、水、帽子、日焼け止め、雨具、滑りにくい靴を準備し、閉鎖建物や柵を越えない。
クエルナバカ南西約38キロで、メキシコシティから国道95号でAlpuyecaへ行き、Miacatlán、Xochicalco–Tetlama道路へ進む。公共交通の接続が限られ、往復車両か正規ツアーが時間管理しやすい。駐車場、トイレ、一部アクセシビリティー設備はあるが、高低差、石段、長距離歩行が残る。料金、特別な日の出企画、区域開放はINAHで直前確認したい。