について ラセルダ エレベーター
ラセルダ・エレベーター―サルヴァドールの上町と下町を結ぶ都市交通
ラセルダ・エレベーターは、ポルトガル語でElevador Lacerdaといい、ブラジルのサルヴァドールで下町シダーデ・バイシャと上町シダーデ・アルタを結ぶ公共エレベーターです。1869年に着工し、1873年に開業しました。後に建設を主導したアントニオ・デ・ラセルダの名が付けられました。
水圧式から電動式へ
当初は水圧式で運転され、1906年に電動化されました。1930年の大規模な増築・改修では、第2塔と2基のかごが加わり、現在知られるアール・デコ様式の外観が形づくられました。新しい塔の高さは約73メートルです。
二つの塔のうち、一方はラデイラ・ダ・モンターニャの岩盤を貫き、もう一方の目立つ塔が下町の高さから上町へ達します。4基のかごはそれぞれ27人を運び、片道の所要時間は約30秒です。
日常交通であり観光の象徴
2019年の資料では、1日3万3000人以上を輸送していました。当時の片道運賃は0.15レアルでしたが、これは過去の数字で、現行料金ではありません。運行時間と料金はサルヴァドール市の最新案内で確認する必要があります。
ブラジルの文化遺産
2006年12月、ラセルダ・エレベーターはブラジル国立歴史芸術遺産院によって保護文化財に指定されました。工学技術とアール・デコ建築だけでなく、サルヴァドールの公共交通史と、高低差のある二層の都市を結ぶ象徴として価値を持ちます。