について ロス・グラシアレス国立公園
ロス・グラシアレス国立公園―パタゴニア・アンデスの氷河世界
ロス・グラシアレス国立公園(スペイン語:Parque Nacional Los Glaciares)は、アルゼンチンのサンタクルス州にある国の保護地域です。面積は72万6927ヘクタール、約7269.27平方キロメートルに及び、アルゼンチン最大の国立公園です。
1937年に始まった自然保護
この地域は1937年5月11日に保護対象となり、マゼラン亜極地林と西パタゴニアのステップに代表される生物多様性を良好な状態で守っています。1981年にはユネスコ世界遺産一覧表に登録され、氷河地形と山岳景観の価値が国際的に認められました。
アンデスを覆う巨大な氷原
公園名は、アンデス山脈に広がる巨大な氷原に由来します。この氷原は47の大規模な氷河を涵養し、そのうち13は太平洋側へ流れます。氷原の規模が大きいため、氷河は標高約1500メートルという比較的低い地点から流れ始め、場所によっては標高約200メートルまで下降します。
森林、ステップ、国境を越えて続く山岳景観
氷河だけでなく、森林、草原、湖、高山環境が一体となって保護されています。南側ではチリ領内のトーレス・デル・パイネ国立公園と接し、南パタゴニア・アンデスの自然景観が国境を越えて連続します。氷河の状態や歩道、交通条件は季節と天候で変わるため、訪問前には公園当局の最新情報を確認する必要があります。