について Cerro de las Minas
セロ・デ・ラス・ミナスは、メキシコのオアハカ州ミステカ・バハにあるワフアパン盆地を見下ろす。先スペイン期都市は、現在のワフアパン・デ・レオン北部地区に接する斜面と尾根に広がった。高所から谷と交通路を監視し、段々造成によって急地形を住居、広場、祭祀建築用地へ変えた。
低地ミステカのニュイニェ文化を理解する中心遺跡で、初期段階と、およそ西暦4~8世紀の発展期が確認される。石造建築、墓、骨壺、土器、象形文字はオアハカ各地との関係と独自の地域伝統を示す。尾根両端の高所は神殿と見張り所を兼ねた可能性がある。
発掘住居には石基礎と白漆喰床の長方形室が中庭を囲み、生活空間の下には埋葬があった。支配者だけでなく、家族、葬送、日常生産も都市を形作ったことが分かる。中心の衰退・変容は現在も研究課題である。
この遺跡は、INAHの定時公開考古区一覧に載っていない。市街道路に近くても発掘区への侵入、私有地横断、遺構登攀は許されない。非公式経路を使わず、オアハカINAHセンターまたはワフアパンの文化当局へ事前確認すること。地域博物館では文脈付きで資料を学べる。