について Lambityeco
ランビティエコ――トラコルラ谷のサポテカ権力と製塩
ランビティエコはメキシコ、オアハカからミトラへ向かう道沿い、トラコルラ・デ・マタモロス近郊にある。公開区は小さいが、後期古典期を中心に栄えた大集落の一部である。モンテ・アルバンと同時代に存在し、中央盆地のサポテカ政治・交易網へ加わった。
塩の生産と交換が重要だった。谷の塩分を含む泉と土は、食事、保存、交易に必要な資源をもたらした。この専門化は一部家系の富を説明するが、単なる工場ではない。エリート住居、中庭、神殿、葬送空間が存在した。
建造物195では地方支配者に関わる宮殿が確認された。漆喰浮彫は暦名を持つサポテカ貴族の夫妻を表し、住居下の墓は生者の家族を祖先へ結んだ。別区画には雨神コシホの大きな像があり、水と豊穣に関係する象徴的特徴を備える。
土の建築自体が重要な遺産である。日干しレンガ壁と漆喰仕上げは地域の材料と気候に適応したが、石よりはるかに壊れやすい。保護屋根が浮彫と墓を覆う。ランビティエコの語源には複数説があり、決着していないため、一つのサポテカ語訳を確定事項として示せない。
INAHの現行案内は毎日8~17時、最終入場16時30分。食物、ペット、写真撮影を禁じ、国内・外国客で料金を分けているため、事前確認が必要だ。見学路は比較的短いが日差しと凹凸がある。道を外れず、漆喰、彩色、土壁に触れない。