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Saywite

ペルー・アプリマク州のサイウィテは、水への信仰と結びつくインカの祭祀遺跡。神殿を伝える植民地時代の記録も紹介する。

座標: -13.5471994, -72.8030281 更新日: 2024-01-11 Google ストリートビュー

について Saywite

サイウィテ――水への信仰と結びつくインカの祭祀遺跡

サイウィテはSayhuiteとも表記され、発音はおおよそ「サイウィテ」に近い。ペルーのアプリマク州、アバンカイ県にある考古遺跡で、アバンカイ市の東約47キロメートル、クスコからはおよそ3時間の場所に位置する。

水を中心とした祭祀の場

サイウィテは、水と深く関わるインカの宗教的な祭祀拠点だったと考えられている。水への崇拝は、この遺跡の性格を読み解く重要な手がかりである。

ジョン・ヘミングが紹介した植民地時代の記録

歴史家ジョン・ヘミングは『Monuments of the Incas』で、サイウィテ神殿の内部を描いた植民地時代の記録を取り上げている。そこには、大きな柱が布で覆われ、「手の厚さ」ほどもある金の帯で飾られていたと記される。

同じ記録は、神殿を管理した巫女アサルパイの物語も伝える。スペイン軍に捕らえられるのを避けるため、近くにある深さ約400メートルの峡谷へ身を投げたという。これは植民地時代の史料に由来する、遺跡にまつわる歴史的伝承として受け止める必要がある。