について Trinil
トリニール:「ジャワ原人」が発見された遺跡
トリニール(Trinil)は、インドネシア東ジャワ州ンガウィ県を流れるブンガワン・ソロ川の岸辺にある古人類学遺跡です。ジャワ島の初期人類史を考えるうえで、特に重要な場所の一つです。
デュボアによる1891年の発見
1891年、オランダの解剖学者ウジェーヌ・デュボアはこの地で、当時ヨーロッパ以外では初めてとなる初期人類の化石を発見しました。有名な「ジャワ原人」の標本で、現在はホモ・エレクトス・エレクトス(Homo erectus erectus)に分類されています。
この発見によって、トリニールは古人類学史を代表する遺跡となり、ソロ川流域も人類進化研究の重要地域として知られるようになりました。