ベラルーシの首都ミンスクは、スヴィスラチ川とネミガ川の流域に広がります。史料に初めて登場するのは1067年で、ネミガ川の戦いを記した年代記にその名が残されています。その後、ポロツク公国、リトアニア大公国、ポーランド・リトアニア共和国、ロシア帝国と異なる政治圏を経験し、1499年には都市特権を得ました。長い歴史を持つ一方、現在の中心部の多くは第二次世界大戦後の再建によるものです。
街の歴史をたどるなら、まず上町と自由広場周辺が分かりやすいでしょう。再建された市庁舎、聖霊大聖堂、聖母マリア大聖堂と周辺街路から、旧市街の構成と宗教文化を読み取れます。スヴィスラチ川沿いのトリニティ郊外は、低層の色彩豊かな建物と遊歩道で知られます。大規模な修復を経た地区ですが、歴史的な街のスケールを体感できる場所です。