リビア北東部の海岸では、現在のトルメイタの町に隣接して古代都市プトレマイスの遺跡が広がっています。リビア考古局は遺跡を海岸近く、現代の集落の端に位置づけ、近くに町の博物館があると案内しています。海に面していることは単なる背景ではありません。港と街路、公共建築を通じて、プトレマイスはキレナイカや地中海の広い交易世界と結びついていました。
考古局は、この地域の初期の歴史を紀元前7世紀までさかのぼらせます。当時の集落は内陸のバルカ(現在のアル・マルジュ付近)の港として機能しました。プトレマイオス朝の時代にはプトレマイスの名が用いられ、都市は拡大します。その後、ローマ期とビザンツ期の変化が都市景観に重なりました。これらの大きな時代区分は公的資料に記されていますが、現在の公開情報だけで建物一つ一つの年代や都市全体の創建年を断定することはできません。