クラド・ハランは、スコットランドのアウター・ヘブリディーズ、サウス・ウイスト島の石灰質砂原マヘアにある。シェフィールド大学が1980年代末から2002年まで行った発掘で、後期青銅器時代~初期鉄器時代の円形住居を含む長期集落が判明した。重なる床、炉、壁は家が何度も建て替えられたことを示す。
石灰質砂は骨、貝、土器、道具、生活廃棄物を珍しいほど良好に保存した。機織り錘、骨器、角製の道具、動物埋納から日常活動が分かる。8字形の二連住居などは室内の使い分けや、風と移動砂丘への建築的適応を研究する手掛かりとなる。