グレイシャー・ベイ国立公園・保護区は、アラスカ南東部、ジュノーの西に位置します。太平洋岸からフェアウェザー山脈へフィヨルドが入り込みます。国立公園局によると、約250年前には一つの潮汐氷河が湾全体を覆い、1750年ごろから後退を始め、氷の前縁は約60マイル後方へ移動しました。現在も公園の約30%を氷河が占め、氷と海、新しい生態系が動き続ける景観です。
氷河が退いた時期の違いは、土地に生じる生態変化の順序を見せてくれます。湾奥では氷から解放されたばかりの地面に先駆植物が生え、バートレット・コーブ周辺では森林がより長い時間をかけて成長しました。科学者は氷河後退後の生命の回復を調べることができ、訪問者も自然が静止したものではないと実感できます。公園内の多くの氷河は数十年にわたり薄くなったり後退したりしていますが、一つ一つの状態は異なり、単純な一つの傾向にはまとめられません。