マレーシア、ブジャン渓谷のスンガイ・バトゥは、東南アジア初期産業・交流史の理解を変えた考古複合地。マレーシア科学大学(USM)世界考古学研究センターの発掘は、多数の遺丘から製鉄域、船着場と解釈される河川施設、行政建築、独特の祭祀建築を確認した。 重要なのは生産と輸送の結合だ。地元鉱石、炉、羽口、スラグが技術作業を記し、旧河道と煉瓦の水辺施設が物資の移動を示す。一寺院でなく、組織された経済景観として読む。