タボン洞窟群は、フィリピン・パラワン島西岸、ケソン町近くのリプーン岬にあります。一つの洞窟ではなく、広いカルスト地形です。ユネスコの2006年暫定リスト資料は、この石灰岩の岬に約104ヘクタールの範囲で少なくとも200の洞窟と岩陰があると説明しています。フィリピン国立博物館は洞窟群の位置をリプーン岬のタワ・タワに示し、先にケソン町バランガイ・アルフォンソ13世の博物館事務所へ寄るよう案内しています。
洞窟群の名称は中心的な洞窟タボンに由来し、その名は地面に巣を作るタボンツカツクリにちなみます。1851年の英国測量図では岬が「Albion Head」と記され、地元の人々はリプーンと呼んでいます。これらの呼称には、地域の地理、植民地期の地図、後に洞窟を知らしめた考古学という異なる歴史が重なります。現在、国立博物館が保護区とリプーン岬の現地博物館を管理しています。