シントラの丘の樹木の上に、ペーナの赤と黄色の建物が立つ。しかし有名な輪郭は始まりにすぎない。塔や装飾の門の背後には、16世紀の修道院と19世紀の王宮という二つの異なる時代がある。すべての壁を中世の幻想として見るより、受け継いだ構造とロマン主義の創造が出会う部分を追うと、見学は豊かになる。
周辺は1995年にユネスコ世界遺産へ登録されたシントラの文化的景観に属する。登録の対象は建築、庭園、山の広い関係であり、ペーナだけではない。この背景を知ると時間の使い方も変わる。森林公園は古跡の意味の一部であり、宮殿への上り道は部屋へ着くまでの待ち時間ではなく、設計された景観への導入となる。