グランドヘイブン南桟橋に立つ二つの赤い灯りは、写真映えする景色というだけではない。グランド川がミシガン湖へ注ぐ航路の入口を示し、現在も航行を助ける設備の一部であると同時に、水辺を歩く人々に開かれた場所でもある。桟橋、高架の灯橋、二つの灯台が、大きなヘイブン州立公園から見えるおなじみの眺めを形づくる。湖の水平線、夕日、航路を通る船を目当てに人が訪れるが、ここを理解するには本来の海事上の役割を忘れないことが大切だ。灯りは船のための航路標識であり、観光用の飾りではない。
グランドヘイブンの灯台史は1839年、この海岸に連邦政府が最初の灯台を建てたことに始まる。1852年の冬の嵐で損傷し、1855年には石造りの灯台が後を継いだ。地元観光局の海事史によると、二代目の建物は1910年に取り壊された。これらは過去の灯台の年表であり、現在、南桟橋の先端に立つ赤い施設の建設年とは区別したい。現在の配置は港の航路や護岸施設とともに発展し、船の往来と町の水辺の変化に応じて整えられた。