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アランフェス王宮

アランフェス王宮は、王室の歴史、庭園、水利景観が一体となったマドリード近郊のユネスコ世界遺産です。

座標: 40.0364203, -3.6088655 更新日: 2023-12-20 Google ストリートビュー

について アランフェス王宮

アランフェス王宮:スペイン王室の春の離宮

アランフェス王宮は、マドリードの南約50キロメートル、タホ川とハラマ川が合流する肥沃な谷にあります。スペイン王室を代表する郊外の離宮で、宮廷が春を過ごす場所として長く使われました。

フェリペ2世からブルボン王家へ

アランフェスはサンティアゴ騎士団の所領を経て王領となりました。16世紀、フェリペ2世はフアン・バウティスタ・デ・トレドに王領の整備を命じ、1564年に宮殿の建設が始まりました。フアン・デ・エレーラが工事を継承し、ブルボン朝の歴代君主は庭園、町、宮殿をさらに発展させました。1775年にはカルロス3世がフランチェスコ・サバティーニに両翼の増築を命じ、現在のU字形の姿が整いました。

水と庭園が形づくる文化景観

王宮は庭園、並木道、運河、農地と一体です。長い年月をかけて、自然環境、水利技術、都市計画、宮廷文化が結び付いた独特の景観が生まれました。アランフェスは外交や王家の歴史に関わる重要な出来事の舞台にもなっています。

公開される世界遺産

王宮と庭園、関連建築は、2001年にユネスコ世界遺産へ登録された「アランフェスの文化的景観」の一部です。現在はパトリモニオ・ナシオナルが管理し、特にブルボン朝時代の公式居室や装飾を伝えています。