について アルコバッサ修道院
ポルトガル最初のゴシック傑作
正式名をサンタ・マリア・デ・アルコバサ王立修道院というアルコバサ修道院は、ポルトガル西部の町アルコバサにあります。同国初の完全なゴシック建築で、シトー会修道士が1178年に建設を始めました。1989年から世界遺産、1910年からポルトガル国定記念物です。
王家による創建
ポルトガル初代国王アフォンソ・エンリケスがサンタレン征服時の誓願を果たすため土地を寄進し、1153年に証書が調印されました。シトー会発祥のクレルヴォー修道院を範とし、広大な領地の中心へ発展。「白い修道士」は薬局を営み、パンや施しを配る社会的役割も担いました。
ペドロとイネスの墓
最大の見どころは精緻に彫られた国王ペドロ1世とイネス・デ・カストロの墓です。ポルトガル屈指の悲恋を伝える二人の墓は、伝承では復活の日に互いを見られるよう教会内に向かい合って置かれました。
その後の歴史
ポルトガルが修道会を解散した1834年、修道士は退去しました。2007年にはポルトガル七不思議に選ばれ、現在は国内有数の人気記念物です。
- 場所:ポルトガル、オエステ地方アルコバサ。
- 建設:シトー会が1178年着工、同国初のゴシック建築。
- 見どころ:ペドロ1世とイネスの墓、ゴシック教会と回廊。
- 登録:1989年世界遺産、1910年国定記念物。
- 見学:一般公開、ポルトガル有数の来訪者数。