正式名をサンタ・マリア・デ・アルコバサ王立修道院というアルコバサ修道院は、ポルトガル西部の町アルコバサにあります。同国初の完全なゴシック建築で、シトー会修道士が1178年に建設を始めました。1989年から世界遺産、1910年からポルトガル国定記念物です。
ポルトガル初代国王アフォンソ・エンリケスがサンタレン征服時の誓願を果たすため土地を寄進し、1153年に証書が調印されました。シトー会発祥のクレルヴォー修道院を範とし、広大な領地の中心へ発展。「白い修道士」は薬局を営み、パンや施しを配る社会的役割も担いました。