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アーサー・M・サックラー・ギャラリー

ワシントンのサックラー・ギャラリーを紹介。アジア美術コレクション、地下建築、館名をめぐる議論、無料入館と開館時間を案内。

座標: 38.8879521, -77.0263685 更新日: 2024-02-18 Google ストリートビュー

について アーサー・M・サックラー・ギャラリー

アーサー・M・サックラー・ギャラリー

アーサー・M・サックラー・ギャラリーは、米国ワシントンのナショナル・モールにあるスミソニアン国立アジア美術館の二つの館の一つである。隣接するフリーア美術館と地下で結ばれ、古代から現代までのアジア美術を収集、研究、展示している。

1982年の寄贈と1987年の開館

美術館設立の基礎となったのは1982年の寄贈契約である。医師、出版人、美術収集家だったアーサー・M・サックラーが、400万ドルと1,000点を超える作品をスミソニアンへ寄贈した。古代中国の玉器や青銅器、ペルシャの金属工芸などが含まれる。彼の名を冠した建物が一般公開されたのは1987年9月28日であり、1982年は開館年ではない。

ジャン=ポール・カルリアンが設計した建物は地下3層で、イーニッド・A・ハウプト庭園に入口パビリオンだけを見せる。地下化によって、スミソニアン城など周辺の歴史的建築の景観を圧迫せずに展示空間を確保した。

二つの建物、一つの美術館

サックラー・ギャラリーと、1923年開館のフリーア美術館は、現在一体となって国立アジア美術館を構成する。収蔵対象は中国、日本、韓国、南アジア、東南アジア、中東、さらにアジア美術と関わる米国の美的運動の作品まで幅広い。研究図書館、文書館、保存修復施設も学術活動を支える。

館名をめぐる議論

サックラー家とパーデュー・ファーマ、米国のオピオイド危機との関係から、館名は抗議と批判の対象になった。美術館は公式説明で、危機の被害者と名称に異議を唱える人々の懸念を認め、現在はサックラー家からの寄付を受けていないとしている。一方、1982年の契約は建物と当初の寄贈コレクションにアーサー・M・サックラーの名を恒久的に残すことを求めており、名称は維持されている。

見学案内

通常は毎日10時から17時30分まで開館し、12月25日は休館する。入場は無料で、一般入館券も不要である。サックラー館の入口はインディペンデンス・アベニュー南西1050番地、ハウプト庭園側にあり、地下鉄Smithsonian駅から近い。展示替えや一時閉室があるため、訪問前に公式サイトを確認したい。