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ウダイヤのカスバ

ウダイヤのカスバはラバトの河口に立つ中世城塞で、都市最初期の核の一つ。2012年、ラバトの世界遺産を構成する地区として登録された。

座標: 34.0330441, -6.8353542 更新日: 2024-02-21 Google ストリートビュー

について ウダイヤのカスバ

ウダイヤのカスバ――ラバトのブー・レグレグ川河口に立つ城塞

ウダイヤのカスバは、モロッコの首都ラバトにある城塞である。アラビア語ではقصبة الأوداية(Qasbat al-Awdāya)といい、ラテン文字ではOudaias、Oudayasなどの表記も見られる。「カスバ」は防備を備えた砦や城塞を指す。

ラバト、サレ、大西洋を結ぶ場所

城塞はブー・レグレグ川の河口に突き出た岩場にあり、対岸のサレを望み、ラバト旧市街に隣接する。河口と海岸を押さえる立地に、防衛、港の活動、都市の発展が重なってきた。

ラバト最初期の都市核

ユネスコの資料は、ウダイヤのカスバを中世の要塞であり、イスラム都市ラバトの最初期の核の一つと位置づける。防御施設と後世の街区を通して、都市が複数の時代を経て形成された過程を読み取ることができる。

世界遺産を構成する一地区

カスバだけが独立して世界遺産に登録されたわけではない。2012年、「近代都市と歴史的都市をあわせもつ首都ラバト」の構成資産として、旧市街、城壁、歴史的な門、20世紀の計画都市などとともに登録された。この組み合わせが、歴史都市から近代首都へ続くラバトの歩みを示す。

現地で注目したい点

城壁、入口、川に面した地形を見ると、長く戦略的な意味を持った理由が分かる。隣接する旧市街や対岸のサレとの関係にも目を向ければ、単独の展望地以上の価値が見えてくる。公開範囲や管理条件は変わる場合があるため、訪問前に現地の公式案内を確認したい。