について エステンセ城
エステンセ城は、堀、跳ね橋、四つの塔を備え、フェラーラ旧市街の中心に立っています。サン・ミケーレ城とも呼ばれ、1385年の民衆反乱後、ニッコロ2世・デステがバルトリーノ・ダ・ノヴァーラに建設を命じました。既存の獅子の塔を取り込んだ軍事要塞として始まり、やがてエステ家の宮廷へと変化しました。
15~16世紀には広間、居室、庭園が整えられ、防御施設はルネサンス宮殿となりました。見学路では公爵の厨房、牢獄、装飾された部屋を巡り、イタリア有数の宮廷の政治と文化を学べます。1598年、アルフォンソ2世が教会に認められた嫡子を残さず死去すると、エステ家はフェラーラを離れ、拠点をモデナへ移しました。
2026年の通常開館は10時から18時、火曜休館で、切符売り場は17時15分に閉まります。12月25日は休館し、特別開館日もあります。獅子の塔は最終入場時刻が別に設定され追加料金も必要なため、公式サイトで当日の時間と料金を確認してください。所要は最低1時間、解説を丁寧に読むなら最大3時間が目安です。
サン・パオロ塔のエレベーターを利用して主要展示を見学できますが、牢獄と獅子の塔は車椅子非対応です。小型機器での撮影は可能で、フレスコ画のある部屋ではフラッシュを使えません。市中心部にあり主要名所から徒歩でアクセスでき、混雑期は事前予約が安心です。