について コア渓谷とシエガ・ベルデの先史時代の岩絵遺跡群
氷河時代の野外ギャラリー
コア渓谷岩絵遺跡は、ポルトガル北東部グアルダ県、コア川岸の片岩に刻まれた先史時代の線刻画群です。大半は2万年以上前の後期旧石器時代にさかのぼります。約2万ヘクタールに1,200面以上の装飾岩が分布し、知られている中で最大の野外旧石器美術群を形成します。
ダムを止めた発見
1994年、コア川ダム計画の調査で線刻画が発見されました。存在と重要性が公になると全国的な保存運動が起こり、ダムは中止され渓谷が保護されました。1998年にユネスコ世界遺産へ登録されました。
刻まれた動物
垂直な片岩面に敲打と研磨で作られた図像は約15〜180センチ。馬とオーロックスを中心とする動物が多く、アイベックスや鹿も、単独または重なり合う密集画面に表されます。2010年にはスペインのシエガ・ベルデまで拡張され、国境を越える遺産となりました。
見学
1996年からコア渓谷考古公園が複数の線刻画群へのガイドツアーを行い、川を望むコア博物館が見学を補完しています。
- 場所:ポルトガル北東部グアルダ県コア渓谷。
- 年代:後期旧石器時代、1,200面以上の線刻岩。
- 題材:片岩に刻まれた馬とオーロックスが中心。
- 登録:1998年世界遺産、2010年からシエガ・ベルデとの越境遺産。
- 見学:考古公園のガイドツアーとコア博物館。