について スカラ座
ミラノ・スカラ座
スカラ座は、正式名称をTeatro alla Scalaといい、イタリア・ミラノにある世界有数のオペラ・バレエ劇場である。上演のための建物にとどまらず、管弦楽団、合唱団、バレエ団、専門教育機関を備えた総合的な芸術組織でもある。
1778年のこけら落とし
劇場は1778年8月3日、「スカラ新王立公爵劇場」の名で開場した。最初の演目はアントニオ・サリエリ作曲のオペラ『見出されたエウローパ』だった。その後、イタリアを代表するオペラ芸術家をはじめ、世界各国の歌手、指揮者、舞踊家が舞台に立ち、欧州の舞台芸術史で重要な地位を築いた。
名称は、かつてこの場所にあったサンタ・マリア・アッラ・スカラ教会に由来し、単にイタリア語の「階段」を意味するものではない。歴史的な劇場内部は、馬蹄形の客席、何層ものボックス席、中央のシャンデリアで知られる。
オペラ、バレエ、専門教育
スカラ座合唱団、バレエ団、管弦楽団が主要な公演を支える。付属のスカラ座アカデミーは、音楽、舞踊、舞台技術、舞台運営などの専門家を育成し、上演の伝統と実務的な知識を次世代へ伝えている。
公演を見る
オペラ、バレエ、コンサートは公式シーズンの日程に沿って行われる。チケットは公式サイトまたは劇場窓口から購入し、非公認の転売業者を避けたい。出演者、字幕、上演時間、入場条件は演目ごとに異なるため、予約前に各公演ページを確認する必要がある。
劇場博物館と内部見学
スカラ座博物館は通常、毎日9時30分から17時30分まで開館し、最終入場は17時で、公式に定めた祝日は休館する。肖像画、楽器、衣装、文書、オペラ史の記念資料を展示する。博物館券で3階ボックスから劇場を望めるが、リハーサル、公演、行事がない時間に限られ、常に見学できるとは限らない。事前に公式の劇場可視時間を確認したい。