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セゴビア旧市街と水道橋

セゴビア水道橋のローマ技術、世界遺産価値、観覧場所、マドリードからの交通、旧市街の歩き方と保存マナーを案内。

座標: 40.9479909, -4.1177913 更新日: 2023-12-29 Google ストリートビュー

について セゴビア旧市街と水道橋

セゴビアの水道橋――ローマ土木が街の象徴になるまで

セゴビア水道橋は、スペインで最も良好に残るローマ時代の高架水道の一つで、カスティーリャ・イ・レオン州の都市を象徴する。市中心部の二層アーチは、水源から高台の市街へ水を送った全システムの最も壮観な部分にすぎない。旧市街と水道橋は1985年にユネスコ世界遺産へ登録された。

モルタルを使わない花崗岩のアーチ

ユネスコは水道橋をおおむね紀元1世紀の建造としている。市街の高架部は約813メートル、四つの直線区間からなり、谷の最低部で地上約28.5メートルに達する。二層のアーチを128本の橋脚が支え、巨大な花崗岩材はモルタルではなく、精密な加工、重量、アーチの力学で安定している。

水道橋は孤立した記念碑ではない。中世の街路、アルカサル、ロマネスク教会、旧ユダヤ人地区、ゴシック大聖堂とともに歴史都市を形づくる。アソゲホ広場の撮影背景だけとして見ると、取水、沈殿、導水、市内配水からなる技術体系を見落としてしまう。

見る場所と歩き方

アソゲホ広場では最も高い二層アーチを正面から見られる。水道に沿って上れば、地形に応じて構造が低くなる様子が分かり、Postigo del Consuelo付近からはアーチと街並みを見渡せる。屋外部分は公共空間にあり共通の入場料や閉場時間はないが、観光案内施設や展示には独自の時間がある。

マドリードからの交通

高速鉄道のSegovia-Guiomar駅は中心部から離れ、バスかタクシーへの乗換えが必要だ。長距離バスは通常、市街に近い場所へ着く。旧市街には坂、階段、石畳があるため、移動に配慮が必要な人は市のバリアフリー経路を確認したい。車は旧市街外縁の駐車場が使いやすい。

都市の中で遺産を守る

橋脚へ登る、高所の石に触れる、構造物へ物を置く行為は避ける。混雑時は通路をふさがず、車と自転車にも注意する。夕刻の光は輪郭を際立たせるが、最良の理解は水道に沿って歩き、ローマ土木が地形に適応し、現代セゴビアを今も形づくる様子を見ることから生まれる。