について セジェスタ神殿
セジェスタ神殿は、シチリア島北西部のカラタフィーミ=セジェスタ近郊の丘に立ちます。ギリシャのドリス式を採用していますが、西シチリアの先住民エリミ人の主要都市セジェスタに属しました。エリミ人はギリシャ人、カルタゴ人、地中海の諸社会と政治・文化交流を続けました。
紀元前5世紀末ごろに建てられ、外周には正面6本、側面14本の柱が残ります。内部の内陣と屋根は完成せず、柱にも溝彫りがありません。このため未完成だったのか、どのように機能する予定だったのか議論があります。孤立した立地と保存状態のよさから、ドリス式の幾何学を明瞭に観察できます。
見学対象は神殿だけでなくセジェスタ考古学公園全体です。バルバロ山には古代劇場、アゴラ、防壁、中世区画などの都市遺構があります。園内は広く高低差があり、有料の内部移動サービスもありますが、歩きやすい靴、水、日よけが必要です。
2026年は毎日9時開園。3月28日~9月30日は券売所18時終了、公園19時30分閉園で、秋冬は最終入場が早まります。一般料金は14ユーロ、特別展開催時16ユーロです。リード付き動物は入園できますが神殿内部や遺構付近には入れず、ドローンは許可制です。出発前に公式日程を確認してください。