について ナラコーアテ・ケーブ国立公園
ナラコート洞窟国立公園
ナラコート洞窟国立公園は、オーストラリア南オーストラリア州南東部のライムストーン・コースト地域にあり、ナラコートの町に近い。鍾乳洞の景観と、複数の氷期にまたがる豊かな化石記録を併せ持ち、オーストラリアの古代動物相を知る重要な場所である。
世界遺産に残る化石の記録
1994年、ナラコートはクイーンズランド州のリバースレーとともに「オーストラリアの哺乳類化石地域」としてUNESCO世界遺産に登録された。リバースレーが主により古い時代の動物進化を伝えるのに対し、ナラコートの記録は約53万年前から現代まで続き、気候変動、人類の到来、動物相の変化を考える資料となっている。
洞窟は数十万年にわたり、地表から動物が落ちる天然の落とし穴や、捕食動物の巣として機能した。骨が地層ごとに蓄積し、絶滅した大型動物を含む豊富な化石資料が古生物学者に残された。
確認されている28洞窟と公開区域
公園の公式情報によると、確認されている洞窟は28あり、そのうち4洞窟が一般公開されている。残りは科学調査のため、または洞窟と内部の資料を守るために立ち入りが制限されている。鍾乳石や石筍が見られる洞窟も多く、洞内の気温は一年を通して約17度に保たれる。
開園時間と見学方法
国立公園は通常、クリスマスと壊滅的な火災危険日を除き、毎日9時から17時まで開園している。公園への入場と駐車は無料だが、洞窟ツアー、化石センター、一部の体験には料金がかかる。セルフガイド、ガイド付きツアー、アドベンチャーケイビングなどが用意されている。
公園はナラコート中心部から南へ約10キロに位置する。ツアーの時刻、料金、予約条件は変更される可能性があるため、特に繁忙期は公式サイトで最新情報を確認したい。洞内は涼しく足元が滑りやすいこともあるので、滑りにくい靴と軽い上着が役立つ。