について バジェ・サグラド
インカの聖なる谷―ウルバンバ川沿いにアンデスの歴史と暮らしを読む
インカの聖なる谷はペルーのクスコ北方、ウルバンバ川に沿ってピサック方面からオリャンタイタンボ、その先へ延びます。比較的穏やかな小気候、肥沃な沖積土、標高差のある生態帯により、古くからトウモロコシなどの栽培に適した地域でした。インカはチャナパタ、コタカリ、キルケなど先行文化の土地を段階的に統合し、段々畑、用水路、道、倉庫、儀礼施設、王領を築き、農業、宗教、アマゾン低地やマチュピチュへの交通を結びました。
ピサック、オリャンタイタンボ、チンチェロ、モライ
ピサック遺跡は尾根と段畑から谷を見下ろし、石積み、儀礼区、防御的立地が景観設計を示します。麓の町は市場で有名。オリャンタイタンボには巨大な段畑、太陽神殿の石組み、現在も人が暮らすインカ街区があり、マチュピチュ方面の鉄道拠点です。チンチェロではインカ遺構、植民地教会、織物文化が重なり、モライの同心円状テラスは微気候と農業知識を伝えます。マラス塩田はよく組み合わせますが別料金です。
入場券、高度、責任ある旅
クスコ観光券Circuit IIIはピサック、オリャンタイタンボ、チンチェロ、モライを含み、現行の外国人用部分券は70ソル、2日間有効。ガイドと交通は含まず、対面販売のみなのでCOSITUC公式で再確認してください。ピサックの公式時間は7時~16時30分で、他施設も個別確認が必要です。谷底でも標高約2700メートルから始まり、一部は3400メートル超。予定を詰めすぎず順応を。住民の撮影意思を尊重し、正規ガイドや共同体事業を選び、石壁に登らず、無許可ドローンを使わず、雨季の道路、強い日差し、朝晩の冷えに備えましょう。