について ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルスト
ドイツ最初期のロココ宮殿
ケルンとボンの間、ノルトライン=ヴェストファーレン州ブリュールに、ケルン選帝侯兼大司教の旧邸宅が二つあります。大きな夏宮アウグストゥスブルクと狩猟館ファルケンルストで、いずれもバイエルンのクレメンス・アウグストのため建設されました。ドイツ初期ロココの重要作として、公園とともに1984年世界遺産登録。
アウグストゥスブルク
1725年、中世の水城跡でヨハン・コンラート・シュラウンの設計により着工し、フランソワ・ド・キュヴィリエ(父)が立面と公式空間を摂政期・初期ロココ様式に整えました。最大の見どころはバルタザール・ノイマンが1740〜1746年に造った儀式階段とカルロ・カルローネの天井画。選帝侯はボンを本拠とし、夏の数週間だけ利用しました。
ファルケンルスト
ファルケンルストはキュヴィリエが1729〜1737年、ミュンヘンのアマリエンブルクを範に、鷹狩りを好む選帝侯のため建設しました。二つの別棟を伴う精緻な館で、屋上観覧台とオランダ製タイルの階段を備え、園路がアウグストゥスブルクへ続きます。
その後の歴史
第二次大戦で損傷後に修復され、アウグストゥスブルクは1949〜1996年、外国元首を迎えるドイツの国家行事会場でした。両宮殿と公園は公開され、宮殿と教会で演奏会も開かれます。
- 場所:ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州ブリュール。
- 建設:アウグストゥスブルク1725〜1768年、ファルケンルスト1729〜1737年。
- 建築家:シュラウン、キュヴィリエ、階段のノイマン。
- 登録:1984年からユネスコ世界遺産。
- 見学:両宮殿と公園を公開、宮殿コンサートあり。