について プランバナン寺院群
プランバナン寺院群――ジャワの平原にそびえるヒンドゥー教の塔
プランバナンはロロ・ジョングランとも呼ばれ、ジャワ文字ではꦫꦫꦗꦺꦴꦁꦒꦿꦁと記す。インドネシアを代表するヒンドゥー教寺院群で、ジョグジャカルタ市から北東約17キロメートル、ジョグジャカルタ特別州と中部ジャワ州の境界に位置し、主に9世紀に建設された。
ヒンドゥー三大神を祭る
中心部は、創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌ、破壊と変容を司るシヴァの三神を軸に構成される。三つの主神殿と、それぞれの乗り物となる動物を祭る三神殿が向かい合い、約47メートルのシヴァ神殿が群を抜いて高くそびえる。
石に刻まれた『ラーマーヤナ』
寺壁の浮彫はジャワ版『ラーマーヤナ』の物語を描く。回廊を進むにつれて連続する場面を読むことができる。鋭く高い輪郭、同心方形の境内、多数の小祠堂は、古典ジャワの石造技術と象徴的秩序を示す。
中央ヒンドゥー寺院を超える登録範囲
ユネスコの「プランバナン寺院遺跡群」には、セウ、ルンブン、ブブラなどの仏教寺院群も含まれる。500を超える石造寺院が完存または遺構として残り、同じ地域でヒンドゥー教と仏教の建築が共存した歴史を伝える。中央のプランバナン複合体自体は約240寺院から成る。
倒壊、再発見、修復
地震、火山活動、政治中心の移動によって11世紀以降に放棄・倒壊し、17世紀に再び外部の注目を集めた。体系的修復は1918年に始まり、2006年の地震後も補強と調査が続いた。保存上の理由で内部立ち入りが制限される建物もある。
世界遺産と見学
寺院群は1991年に世界遺産へ登録された。開園時間、券種、入場できる神殿、舞台公演は変更されることがあるため、インドネシアの遺産管理機関または公式観光公園の最新案内を確認し、修復区の柵と指示を守りたい。