について プリア・コー
プリア・コー――ロリュオスの古都に築かれた最初の祖先祭祀寺院
プリア・コーは、クメール語でប្រាសាទព្រះគោと記され、「聖なる牛」を意味する。古代都市ハリハラーラヤに最初に建てられた寺院で、現在ロリュオスと呼ばれる地域、カンボジアのアンコール主要寺院群から南東約15キロメートルに位置する。
インドラヴァルマン1世による王家の記念寺院
寺院はクメール王インドラヴァルマン1世の治世に造営され、西暦879年から880年ごろに奉献された。王族を顕彰し、その祖先をヒンドゥー教の主神シヴァと結びつけて祭るための建築だった。
プリア・コーは、歴代のアンコール王が王家の祖先に寺院をささげる伝統の先駆けとなり、ハリハラーラヤの歴史と初期クメール宗教建築を伝える重要な遺構である。