について メンガ支石墓
メンガ支石墓:アンテケラに残る巨大な先史建築
メンガ支石墓は、スペイン南部マラガ県のアンテケラ近郊にあります。盛土の下に築かれた大規模な通路墓で、ヨーロッパを代表する巨大な先史時代の石造建築の一つです。
圧倒的な規模の巨石構造
全長は約27.5メートル、墓室は最大幅約6メートル、高さ約3.5メートルに達します。巨大な立石と天井石で構成され、最大の石材は約180トンと推定されています。天井を支える3本の内部支柱は、ヨーロッパの巨石建築では珍しい特徴です。
墳丘、深井戸、景観との関係
石造部分は直径約50メートルの墳丘に覆われています。墓室の奥には岩盤を掘った深く狭い井戸があり、その年代と目的は現在も研究されています。また、メンガはペーニャ・デ・ロス・エナモラドスの山に向けて築かれており、葬送建築と自然景観の特別な結び付きを示します。
アンテケラのドルメン遺跡
ビエラ支石墓は約70メートル先、エル・ロメラルのトロス墓は約4キロメートル先にあります。3基の巨石墓と二つの自然地形は「アンテケラのドルメン遺跡」として、2016年にユネスコ世界遺産へ登録されました。