について ロックアイランド
ロックアイランド南部ラグーン―パラオの石灰岩島とサンゴ礁の世界
パラオのロックアイランドはチェルバチェブ諸島とも呼ばれ、コロールとペリリューの間の南部ラグーンに広がります。世界遺産の区域はコロール州に属する10万200ヘクタールで、青緑色のラグーンとサンゴ礁に囲まれた445の無人石灰岩島を含みます。
隆起サンゴ礁とキノコ形の島
島々は古いサンゴ礁に由来する石灰岩が火山活動の力で隆起し、その後数百万年にわたって水、風、植生に削られて形成されました。潮間帯の侵食と海洋生物の作用が基部をくぼませ、多くの島に上部が広いキノコのような姿を与えています。
サンゴ礁、水路、海洋湖
ラグーンには堡礁、裾礁、水路、トンネル、洞窟、ドロップオフがあり、多様な海洋生物を支えます。ユネスコは385種を超えるサンゴ、少なくとも13種のサメ、マンタ、ジュゴンを記録しています。52の海洋湖は世界最多・最高密度の集中例で、特有のクラゲなどが生息します。
ダイビングと保護ルール
ブルーコーナー、ブルーホール、ジャーマンチャネル、ジェリーフィッシュレイクは代表的な訪問地です。浅いラグーンから強い潮流のドリフトダイビングまで条件が大きく異なり、経験、ガイド、場所ごとの許可が必要です。海洋湖とサンゴ礁を守るため、コロール州レンジャーの区域・入域規則に従わなければなりません。
自然と文化の複合遺産
島々には放棄された石造集落、埋葬地、岩絵も残り、数千年にわたる人々の暮らしと海洋資源利用を伝えます。村は17世紀から18世紀に放棄されました。2012年、ロックアイランド南部ラグーンは自然・文化の複合世界遺産として登録されました。