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中央スリナム自然保護区

中央スリナム自然保護区の原生林、生物多様性、Raleighvallen、入域許可、交通手配、遠隔地の安全と環境配慮を解説。

座標: 4.1346023, -56.1142253 更新日: 2024-01-08 Google ストリートビュー

について 中央スリナム自然保護区

中央スリナム自然保護区――ギアナ高地奥地に残る巨大な原生林

中央スリナム自然保護区は西中部シパリウィニ地方にあり、面積約159万2000ヘクタール、国土のおよそ1割を占める。1998年にRaleighvallen、Tafelberg、Eilerts de Haanの既存3保護区を結んで成立し、2000年にユネスコ世界自然遺産へ登録された。道路で気軽に巡る公園ではなく、南米でも最大級かつ遠隔の厳格な保護地域である。

低地林からテーブルマウンテンまで

コッペナーメ川上流と複数河川の源流を守り、低地熱帯林、花崗岩の孤立丘、ウィルヘルミナ山地まで多様な地形を含む。岩山は林冠から約360メートル立ち上がり、南部のJuliana Topは標高約1230メートルで国内最高地点だ。広大で連続した森林は、人の定住や狩猟の影響が極めて少ない状態を保つ。

多様な動植物

数千種の維管束植物が記録され、ジャガー、オオアルマジロ、オオカワウソ、バク、ナマケモノ、国内8種の霊長類が生息する。オウギワシ、ギアナイワドリ、コンゴウインコなど鳥類も豊富だ。未調査地域が多く、科学調査では新たな動植物の記録が続く。価値は有名種だけでなく、流域と生息地全体が保たれている点にある。

許可なしでは入れない

スリナム政府は、森林局自然保護部門の許可を得ず保護区へ入ることを禁じている。STINASUは現在Raleighvallenの宿泊予約を扱うが、移動、食事、ガイドは含まれない。手配一式は認可されたスリナムのツアー会社を通すのが一般的だ。都市施設のような一律開場時間はなく、河川交通、小型機、天候、水位が到着可否を左右する。

Raleighvallenは限られた入口

コッペナーメ川上流のRaleighvallenは、比較的整った来訪・研究拠点で、森林、川、鳥類観察の基地となる。しかし広大な保護区全体が観光に開放されているわけではない。地図だけで独自の横断計画を立てず、宿泊予約を入域許可、船、ガイド、安全保証と混同しないことが重要だ。

遠隔地への装備と責任

雨具、防虫用品、浄水手段、常用薬、防水した通信機器を用意し、医療搬送と保険の範囲を事前確認する。狩猟、採集、餌付けをせず、ごみをすべて持ち帰る。合法な現地ガイドを選び、人数と騒音を抑え、脆弱な岩山や河岸を踏み荒らさないことが、保全に役立つエコツーリズムの前提となる。