について 英雄たちのパンテオン
ペルー独立先人廟は、リマ歴史地区の大学公園に面する旧サン・カルロス教会にあります。独立運動の先駆者や功労者を顕彰する国の記憶の場です。太平洋戦争の人物を主に祀るプレスビテロ・マエストロ墓地の英雄墓所とは別の施設なので注意が必要です。
教会は18世紀、イエズス会のサン・アントニオ・アバド修練院の一部として建てられました。イエズス会追放後は教育施設として使われ、1876年にサン・マルコス国立大学の礼拝堂となります。独立100周年期の1924年、地下室が整備され、独立過程に関わった人物の遺骨や記念碑が納められました。
医学者・政治家イポリト・ウナヌエや、国歌を作曲したホセ・ベルナルド・アルセドらがこの場所に関係します。教会、地下墓所、公式追悼行事は、ペルーが国家の記憶を形づくった過程を示します。バロックと新古典主義の建築にも、宗教・大学・共和国時代の歴史が重なっています。
リマ市は2025年10月、壁の補強や歴史的部材の保存を含む修復第1段階を完了しました。全体計画には壁画、装飾、文化財、新展示も含まれます。このため定時開館を前提にせず、Prolima、市役所、文化行事の公式情報で内部公開を確認してください。外観は大学公園やサン・マルコス文化センターと一緒に見学できます。