について 頤和園
頤和園:北京に残る中国皇室庭園の傑作
頤和園(簡体字:颐和园、繁体字:頤和園、拼音:Yíhéyuán)は、北京に広がる湖、庭園、宮殿の大規模な複合体です。清朝時代には皇室庭園として利用されました。
万寿山と昆明湖
庭園は主に万寿山と昆明湖を中心に構成され、面積は約2.9平方キロメートルです。その約4分の3を水面が占めます。
高さ約60メートルの万寿山には、多くの建物が連続して配置されています。前山には壮麗な殿堂と楼閣が並び、後山は対照的に静かな自然景観を見せます。面積約2.2平方キロメートルの昆明湖は人工湖で、掘削土は万寿山の造成に使われました。
世界遺産の庭園景観
ユネスコは1998年12月、頤和園を世界遺産に登録しました。丘と広い水面の自然景観に、楼閣、殿堂、宮殿、寺院、橋などの人工要素を調和させた中国山水庭園設計の傑作と評価されています。
南水北調事業の終点
近現代には、頤和園周辺が南水北調中線事業の終点にもなりました。湖北省の丹江口ダムから約1,267キロメートルを流れ、北京の主要水供給を支えます。