アシニポは、マラガ県の高地にある「ロンダ・ラ・ビエハ」と呼ばれる台地に位置します。アンダルシア州政府によると、石灰岩の台地は標高約999メートルに達し、マラガ、カディス、セビリア各県を望む眺望が広がります。高所にある集落は、グアダルオルセ川とグアダレーテ川の流域を結ぶ道を見渡していました。地形は遺跡の背景ではありません。防御に適した高さ、水源、周辺の鉱物資源が、人々がここに長く暮らした理由を考える手がかりになります。
州の文化財当局が挙げる考古学的証拠は、紀元前3千年紀ごろの銅器時代までさかのぼります。その後、この台地はマラガ沿岸のフェニキア人と接触し、紀元前7世紀末ごろにいったん放棄された後、紀元前5世紀ごろからイベリア時代に再び居住されました。こうした層を知ると、アシニポをローマ時代に突然完成した都市として語ることはできません。ローマ期の発展は、より古く変化を続ける集落の上に築かれました。